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建て寄せ

 駒形通の家、隣地境界いっぱいに建物をつくります。
 お隣さんの建物も境界いっぱいに建っています。

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 なので、建物どうしのすき間が ほとんど無い状態になります。

 通常、家を建てるには 外壁を作るのに足場が必要で、
 最低400㎜くらいのすき間が無いと 作業ができません。

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 昔のように、ペラペラのトタン1枚の外壁なら、内側から張って良しとしたのでしょうが、
 今では 建築基準法、住宅瑕疵担保保険の基準等で、下地ボードや防水紙を張らなくては
 ならないので、内側からの施工は ほとんど無理です。

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 建て寄せ工法は、本来の外壁の位置より ずらした場所で骨組みをし、外壁側を仕上げて、
 完成した壁をレッカーで吊り上げて据えていきます。

 この壁を 1階からペントハウスまで1枚で作ってしまうと、小さいレッカーでは
 吊り上げることができないし、風にあおられて危険です。

 駒形通の現場では、この建て寄せ作業を3回おこなっていきます。

  
by sakai_archi | 2015-07-02 18:37 | 駒形通の家 | Comments(0)
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